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PIKA's GAME
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『TG-ShopLayout』を使ってオリジナルなショップを作ってみよう!(道具屋編)
RPGツクールにはショップの処理を簡単に制作できるコマンドが内蔵されておりますが、
レイアウト・デザインともに寂しい感じがありますよね。
この記事では、TG-ShopLayoutプラグインを使って、オリジナリティ溢れるショップの作り方を紹介する記事です!
初心者に向けた内容となっているかと思います。
TG-ShopLayoutプラグインはツクールストアにて販売中の『トキワグラフィックス イベント背景素材集』を
ダウンロードすると同梱されておりますサンプルプロジェクトに入っています。
※プラグイン素材の利用規約については本素材集と同様の規約となります
※イベント背景素材集の第1集、第2集のどちらをご購入いただいてもサンプルプロジェクトは同梱されております
【TG-ShopLayout】の紹介
このプラグインができることは2つあります
-
指定したスイッチがONの時、画面のブラー(ぼかし)を除去する
-
ショップのレイアウトを変更する
さっそくプラグインを導入してみると、ショップレイアウトの変化が確認できます。
プラグイン導入前(左)とプラグイン導入後(右) ブラーも除去していますが、これだけじゃ物足りない…
お店のレイアウトを作ってみよう! …の前に
プロジェクトデータに入っている道具屋(または鍛冶屋)を見ると、
中身はコモンイベントを呼び出す命令のみとなっています。
ここでちょっとだけ本筋から脱線しますが、なぜコモンイベントを用いて作るのか?という説明です。
ゲーム制作をされている方ならもしかしたら経験がある方も多いかもしれませんが、
マップ移動イベント、宝箱などのコピーペーストでいっぱい作れるイベントなどを大量に作った後で、
「あっ…やっぱり移動時の効果音変えたいな」
「宝箱を開けた時の演出、もうちょっと豪華にしたいな」
と思ったら、今まで作った該当イベントを全て手直しする必要がありますよね。
ですが、コモンイベントから共通の処理を呼び出すことで、一括でイベントを管理することが可能なのです。
たくさん作る必要があるイベントで共通の処理を行っている個所は、こう作ることで管理がとっても楽になります!
触れるとランダムで4種類の薬草が手に入るイベント 置けば置くほど、手直しする時間は取られるところだけど
この処理をコモンイベントにしてやることで…
一括管理できるようになりました!
あらためてお店のレイアウトを作ってみよう!
お待ちかねのショップ作成タイムです!
サンプルプロジェクト内のデータをコピペして改造してもよいのですが、時間帯によって処理が変わるという特殊な作りをしておりますので、簡易バージョンで説明していきます。
イベント内に記述された注釈にどのような処理を行っているかが書いてありますが、
大きく分けると以下の4つの処理を行っています
1.ピクチャを描画する
立ち絵と背景のピクチャを描画します。
背景のピクチャ番号より立ち絵のピクチャ番号は大きく設定しないと、立ち絵が背景で隠れてしまうので注意です。
2.ブラーを除去する
TG-Shoplayoutプラグインの機能でブラーを除去します。この機能を使えばピクチャがぼやけません。
3.お店の処理を行う
セリフをしゃべらせたり、買い物をさせたり…!
4.お店を閉じる処理を行う
プラグインで設定したスイッチをオフにして、ブラー除去をオフにします。その後、ピクチャを消してお店の処理は終わりです。
これだけでオッケー!
上に書いたイベントコマンドをそのままコピーした場合、実際のゲーム画面は右の画面ようになっています。
立ち絵&背景を加えて、豪華に、
あなたのオリジナルショップの完成です!
終わりに…
今回は簡単なショップ作成のイベントを紹介しましたが、
このショップイベントをもとに、あなたの手でどんどん改良を加えることも可能です!
例えば、素材集に同梱されているお店は時間帯によって背景やセリフ、そして商品が分岐します。
会員カードなどの特別なアイテムを持っているとレアアイテムを売ってくれるとか、
一定のレベルを満たしていないと足元を見られていいアイテムを売ってくれないだとか、
そのようなお店も自在に作り出すことが可能です。
次回は、今回作ったオリジナルショップをもとにして特別なお店の制作手法を紹介しようと思います。
どうぞ、宜しくお願いいたします!
『トキワグラフィックス イベント背景素材集』はツクールストアにて発売中です!
また、ショップの動作を体験できるサンプルゲームをRPGアツマールにて公開中です!
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